TOP > こんな議員特権イラナイ!:ワースト議員特権コンテスト

ワースト議員特権大賞決定!

2月9日(金)夜、日本教育会館で「ワースト議員特権コンテスト」を開催しました。

第1部は、永六輔さんのお話と、「変えなきゃ!議会」キャンペーンhttp://gikai-kaikaku.net/からのアピール。
第2部では、まず審査委員の紹介、1800自治体議会調査結果の報告、そしてノミネート事例の説明の後に会場の参加者・審査員全員による投票を行い大賞を決定しました。

 

【審査委員】
  • 安積遊歩さん(ピアカウンセラー)
  • 川田龍平さん(薬害エイズ訴訟原告)
  • 近藤玲子さん(NGOスタッフ )
  • 畑山敏夫さん(佐賀大学教授) …審査委員長
  • 谷合周三さん(弁護士、東京・市民オンブズマン事務局長)

各賞受賞結果

*会場参加者一人1点(総数120点)、審査委員一人20点(総数100点)による投票結果

  • ワースト大賞 東京都議会(政務調査費・議員表彰)  54点
    議員1人月額60万円(自治体議会の最高額)の政務調査費に領収書の提出も必要なし。
    太田道灌像(約9万円)、肖像画(65万〜90万円相当)などの議員表彰
  • 第2位 神奈川県横浜市議会(海外視察・議員表彰)  45点
    政務調査費とは別に海外視察費。1期目には60万円。2期目以上は120万円
    在職20年から5年おきに「10万円相当の好きな商品」と「額入りの肖像写真」で議員表彰
  • 第3位 埼玉県議会(海外視察)  39点
    2003年のベトナム・タイ視察で買春疑惑。その後、疑惑議員6人のうち2人が議長に。
  • 第4位 兵庫県議会(政務調査費) 23点
    マイカーローン代、参加費無料の講演会に11回の参加費(合計22万円)、自己・家族所有の自宅に事務所賃料(2,523,506円、1,368,000円)を政務調査費から支出。
  • 第5位 静岡県議会(静岡県ワースト大賞・政務調査費) 22点
    総額16億8480万円にものぼる政務調査費に、領収書を添付する必要がなく、事実上の使途不明金。
  • 第6位 名古屋市議会(天下り) 21点
    引退した議員6名が、市の外郭団体の「監事」に任命され、週2回・午前中だけの勤務で、34万8千円の月給。
  • 第7位 全国市議会議長会(議員表彰) 10点
    全国の長期在任議員の表彰時に、ダイヤモンドなど宝石付の議員バッジ贈呈。
  • 第8位 広島市議会(費用弁償) 4点
    議会に出席するたびに議員に支給される費用弁償が、全国市区町村で最も高く、定額で1万1千円。
  • 第8位 東京都文京区議会(費用弁償) 4点
    月額2万5千円以上が相場の駐車場を年額2万5千円で利用し放題。他に費用弁償=交通費の1日4千円も支給。

【特別功労賞】

■立川市議会 キャンペーン報道を受けて、肖像画とフランス料理フルコースの議員表彰制度をすぐに止めたことにより

■目黒区議会&品川区議会  政務調査費のずさんな使いかたが明らかになり、議員特権問題への関心を高めたことにより

なお、惜しくもノミネートに至らなかった応募事例は、以下のとおりです。

  • 宮城県議会の費用弁償(議会−自宅間の距離で支給。条例では1kmにつき37円なのに、実際の支給では1kmにつき平均201円!)
  • 福島県広野町議会の議員表彰(50万円プレゼント!でも、今年の2月1日に廃止)
  • 栃木県栃木市議会の議員表彰(肖像写真パネル!)
  • 茨城県鉾田市議会の海外視察(随行職員へのセクハラ疑惑!)
  • 東京都立川市議会の議員表彰(肖像画とフランス料理!でも、今年の1月に廃止)
  • 東京都青梅市議会の政務調査費(ここでもマイカーローンの支払い!)
  • 千葉県議会の政務調査費(領収書不要で議員1人つき月額40万円!)
  • 神奈川県議会の議員控室模様替え(総額1億5千万円との情報が寄せられました!)
  • 静岡県御前崎市議会の費用弁償(議会1回ごとに、定額で5千円!)
  • 静岡県菊川市議会の費用弁償(議会1回ごとに、定額で5千円!)
  • 大阪府守口市議会の議員報酬(ボーナスが、なぜか減額前の議員報酬を基準に!)
  • 兵庫県議会の議員視察(政務調査費の追及が始まった後、視察先を変更した議員がいた!フランス→ロシア。沖縄→島根・鳥取)
  • 広島県広島市の監査委員報酬(時給換算で42,500円!)
  • 香川県高松市議会の議員表彰(銅版製!の表彰状。31,000円也)

 

集会アピール

 

今こそ、自治体議会の議員特権を一掃しよう!

私たちは、「なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員 キャンペーン2007」を、昨年11月にスタートさせました。

このキャンペーンの目的は、次の2つです。

  1. みどり・共生・平和の社会をつくるために「市民感覚の豊かな自治体議員を大きく増やすこと」
  2. その第一歩として、市民と議員の感覚のずれを生み出す元凶となっている「おかしな議員特権をなくしていくこと」

キャンペーンの一環として行った全国自治体議会の議員特権調査は、ちょうど各地の議会で政務調査費や費用弁償、議員表彰の実態が問題となり始めていたことも相まって、全国的に大きな反響を呼び起こしました。

自治体議会の閉鎖的で市民感覚とかけ離れた常識に、多くの有権者が驚いたのです。

その結果、議員特権を見直す動きが起こり始めました。一方で、批判を表面的にかわそうとする抜け穴探しの動きも、始まっているようです。

私たち市民側に、議員特権の抜け穴づくりを決して許さず、厳しく監視するとともに、非常識な議員特権を一掃するために、取り組むことが求められています。

また、自治体議員は、さまざまな議員特権廃止を提案すると共に、自発的に、政務調査費の使途を領収書とともに公開し、議員表彰の受け取りを拒否し、費用弁償について交通費の実費以上をフトコロに入れないよう、議員特権を拒否すべきです。

今こそ、税金のムダ使いである非常識な議員特権を廃止・一掃するチャンスです。そして、市民に開かれた議会、市民に役立つ議会へ、大改革するチャンスです。

私たちは、今後の自治体議員選挙において、議員特権をキッパリ拒否する候補者を支援していくよう、全国の有権者に対し広く呼びかけます。

全国の議員、候補予定者、市民のみなさん。市民に開かれた議会への大きな一歩である「議員特権の一掃」を、今こそ実現しましょう!

2007年2月9日
なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員
キャンペーン2007 全国自治体議会ワースト議員特権コンテスト 参加者一同

 

 

全国市議会議長会への申入書

 

2007年2月9日

全国市議会議長会
会長 藤沢市議会議長 国松 誠 様

議員表彰制度の廃止を求める申入書

 貴議長会におかれましては、地方自治の発展と市議会の活性化に向けてご尽力いただいていることに対して敬意をもって感謝申し上げます。

 さて、貴議長会においては長期在職議員の表彰制度が設けられ、在職年数に応じた表彰が行われています。市民自治をめざす三多摩議員ネットワークでは、こ れまでも、このような表彰制度は議員を特別扱いするとともに、誤った特権意識を醸成するものであるとの考えから、関係する各市議会議長会に対して、議員表 彰の制度を早急に廃止するよう申し入れを行ってきました。

 この間、申し入れを行ってきた「関東市議会議長会」「東京都市議会議長会」では、今年度をもって議員表彰制度を廃止することを決定しています。

 また、昨年秋からの「なくそう!議員特権キャンペーン」やマスコミ・世論の影響を受け、全国各地の議会においても、独自に行ってきた表彰制度の廃止を次々と決定しています。

 貴議長会でも、すでに議会事務局職員の表彰制度は廃止しています。職員のみならず、議員への表彰も同様に廃止するべきです。

 そもそも自治体議員は選挙において市民からの評価を得て選ばれ、任期は4年と定められています。4年の任期を何回か繰り返すことが特別のこととして表彰 されるべきものではありません。まして、そのための費用を税金の中から支出することに合理的な妥当性はなく、市民の合意は得られません。

 貴議長会構成市のみならず全国ほとんどの自治体では、引き続く厳しい財政状況の中、徹底した事務事業の見直しにより、市民サービスの低下、住民負担の増 加を余儀なくされている状況も現れています。各市からの負担金という貴重な市民の税金によって成り立つ議長会においても、税金の使い道について厳しい精査 が求められるのはいうまでもありません。

 私たちはここに、あらためて議員表彰制度を早急に廃止するよう申し入れます。


なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員
キャンペーン2007 「ワースト議員特権コンテスト」参加者一同

市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク

連絡先 市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク
<事務局> 大沢ゆたか 立川市高松町2-19-1
TEL/042-525-8637 FAX/042-525-8733